2022年、HiDockは二人の不満を抱えた起業家の疑問「なぜ『パーソナル』であるはずの会議ツールがこんなにも無機質なのか」から生まれました。
HiDockは2025年、皆様の温かいご支援のもと3周年を迎えることができました。世界中のユーザーの皆様とこの喜びを分かち合えることを、大変光栄に思います。この物語は私たちだけのものではなく、数万件に及ぶ皆様のフィードバック、革新的なアイデア、そして『より良いコミュニケーションへ』という信念が原動力となっています。
すべての始まり:「自分たちで創ろう!」
この一言がすべての始まりでした。
私たちはリモートワークへの移行が現代社会最大の変革の一つだと確信しています。音声技術とグローバルサポートを専門とするチームにとって、世界中のお客様とのスムーズで確かな連携が不可欠でした。
しかし2022年当時、現実は理想とは程遠いものでした。不安定な音質、高いコスト、複雑な接続環境、乱立するデバイス。リモートでの連携作業は必要以上に困難なものに感じられました。既存のツールではいまの時代を生きるプロフェッショナルの要求に応えられていなかったのです。
そこで、私たちは自ら解決に乗り出しました。
最初の製品「HiDock Speakerphone」はこれらの課題を解決し、パーソナルな会議デバイスの概念を再定義するために設計されました。「HiDock Speakerphone」は単なるスピーカーフォンではなく、生産性とプライバシーを両立するデザイン、高音質録音、4K HDMI出力、100W給電機能、USB 3.0ハブ、これら全てを一つに集約した業務効率化ツールでした。

HiDockの誕生はシンプルでした: 「ユーザーの為に作る」を越え、「ユーザーと共に創る」。そんな私たちの哲学が形になった瞬間でした。
HiDock H1:人間工学や操作性に基づいた設計にAIを搭載
2023年初頭にHiDock H1を発表して以来、私たちはユーザーの皆様の声に積極的に耳を傾け、いただいた貴重なフィードバックを次なる製品開発に活用してきました。
着脱可能なケーブルのご要望からイーサネット対応へのご期待まで。皆様のご意見ひとつひとつが私たちの製品改良を細部にまで行き渡らせてくれました。そして、HiDockの丈夫な構造、クリアな音質、そして直感的なデザインへの高評価は、私たちのさらなる改良への原動力となっています。
ユーザーの皆様の高まるニーズに応え、私たちは大胆な一歩を踏み出しました:
HiDock H1にAI技術を融合したのです。
専用ソフトウェアHiNotesとの連携により、HiDock H1は業務効率化ツールを越えたAI会議アシスタントへと進化しました。
今のHiDock H1は以下のすべてを可能にします
- ご利用のあらゆる会議プラットフォームで会議を録音
- 57+言語対応の文字起こし
- 話者を識別し、それぞれの発言を分別する
- スマートで整理された議事録の作成
- 既存の、またはカスタマイズされたテンプレートで要点を瞬時に抽出
AIを活用する文字起こしと自動化により、HiDock H1は単なる会議の記録を超えて、議論の本質を「理解」し、可視化します。

お客様の声に耳を傾ける-HiDock P1の誕生
HiDock H1開発当初、私たちはデスクトップでの生産性向上。つまり、シームレスな会議体験と文字起こしをサポートする存在を想定していました。しかし、皆様の声を集める中で、ある傾向が明らかになりました:
「ワイヤレスイヤホンに対応できますか?」
「外出先に持ち運びたいのですが…」
「H1を愛用してきましたが、よりインパクトのあるバージョンがほしい…」
これらの声は私たちの背中を押しました。元々、HiDock H1は据え置き型として設計されていました。しかし、多くのお客様がコンパクトで柔軟性が高く、持ち運びやすいデバイス。すなわち、ご愛用のイヤホンに対応し、どこでも使えるデバイスを求めていることに気づかされました。
これらのフィードバックがHiDock P1開発の起爆剤となりました。
私たちのデザイン哲学:カタチは機能に導かれる
皆様からのフィードバックの中で最も多く寄せられた意見の一つが、サードパーティ製ワイヤレスイヤホン対応への要求でした。AirPods、SonyやBoseのヘッドホンといった最先端のオーディオ機器をお使いの方が多い今、私たちも会議や通話の録音だからと言って音質を妥協したくなかったのです。
そこで私たちは自分に問いかけました。「既存のワークフローを妨げず、余分な手順や制限もなく使えるAIボイスレコーダーをどう設計すべきか」と。
その答えは明確でした。それはHiDock P1を、既にお使いのワイヤレスイヤホンとシームレスに連携可能にすることです。
この点において、私たちはシンプルさにフォーカスしました。一度ペアリングすればBlueCatch™️を押すだけで即座に接続でき、面倒な設定は一切不要。『押す・繋ぐ・録音する』この3ステップだけで完結する革新的な録音を実現しました。
持ち運びやすさを追求し、あなたに寄り添うデザイン
もう一つフィードバックの中で多かったのは、携帯性に関するものでした。HiDock H1は高性能でありながらも、デスク環境用に設計されていました。HiDock H1を持ち歩く愛用者の方もいらっしゃいましたが、「もっと軽く」「もっと小さく」「移動中でも使いやすい」仕様のものを求める声が多く寄せられました。

そこで開発陣は、録音デバイスとしての原点に立ち返ることを決意。HiDock P1に次の3つの開発原則を掲げました:
✅ ポケットにすっと収まるコンパクトさ
✅ 人間工学に基づく直感的操作システム
✅ 外出が多いプロに相応しい軽量化と高い耐久性
HiDock P1の存在意義
HiDock P1のデザインの核心は、あらゆる端末間の壁を乗り越え、呼吸のように簡単な録音を可能にすることです。
- あらゆるシーンでプロをサポート:会議中、インタビュー中、または個人のアイデアや発想を記録する時、P1がスタジオレベルの録音体験を実現します。
- 手間を解消:追加のアダプタや複雑な初期設定は不要。お気に入りのイヤホンでシームレスに録音できます。
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コミュニティとの共創:HiDock P1は皆様の声で形作られました。今はまだその始まりに過ぎません。
私たちが追求するのは、皆様の既存ツールと調和し、ワークフローとライフスタイルに溶け込むことです。HiDock P1により、録音・文字起こし・要約はかつてないほど直感的になります。
未来を見据えて-コミュニケーションにおけるビジョン
私たちは単なるツールを創造するのではありません。AIが人間の対話を置き換えるのではなく、人と人との繋がり、その可能性が広未来の基盤を創ろうとしています。
私たちが目指すコミュニケーションの未来を皆様に共有します:
- 全ての対話がクリアかつ安全に記録される
- AIが観点を抽出しても人間の直観を侵さないバランス
- あなたのプライバシーと時間、そして集中力を尊重することを前提に設計された生産性向上ツール
HiDockは皆様と一緒に創り上げてきたブランドです。全ての開発が皆様の仕事と生活の需要に寄り添うことを目指して積み重ねられてきました。
6月1日をブランドデーにした理由
「なぜ6月1日がHiDockのブランドデーなのか」との疑問が浮かんだかもしれません。
その答えは、未来への純粋な眼差しの中にあります。世界こどもの日との重なりは決して偶然ではありません。私たちにとって、この日はチームとしてどのように積み上げ、考え、成長していきたいかを示す象徴的なものです。
「好奇心を保ち、学びを続け、情熱を失わない」
6月1日はまさにこれらの重要なモットーを改めて思い起こさせてくれる特別な日です。
私たちが信じているイノベーションの原点は、「もしも」と問う探求心や新しい物事へのチャレンジに怯えない勇気にあります。チームがまっすぐな子供のように、可能性広がる世界に対し、オープンマインドでいられることを願っています。
毎年6月1日に開催されるブランドデーは今までの実績を祝うただの記念日ではありません。それは、自分たちがまだ、学ぶことへの情熱を失っていないことを改めて実感し誇りに思える日でもあります。
HiDock Brand Dayは、好奇心と共に成長し、細部への気配りを忘れず、心の通うコミュニケーションを信念に持つ全ての方々のためあります。
HiDockの北極星:ユーザーの皆様
全てのイノベーションの裏側には、常にコミュニティ、一人一人のユーザーの皆様によるサポートがあります。
クラウドファンディングでのご支援から、各プラットフォームでのレビュー、カスタマーサポートとのチャットにおける率直な意見まで、これら全てが今までの旅路を形作ってきました。お客様の存在こそが、私たちが成長し続ける最大の原動力であり、インスピレーションそのものです。
今回の7日間にわたるブランドウィークは、単なる機能紹介の場ではありません。HiDockと共に歩んでくださっている皆様一人ひとりのことを心から祝う場でもあります。
- プロフェッショナルとして妥協しないあなたへ
- リモートワークの新たな可能性を探るあなたへ
- 記録するわずらわしさから解放され、自由な働き方を求めるあなたへ
ぜひこの1週間、HiDockの世界に深く触れ合ってみてください。
開発チームと出会い、製品の背景にある物語を聞き、これまでと違った新しい体験を共に楽しみましょう。
すべての偉大なブランドは、偉大なコミュニティから生まれます。
これからも私たちと共に、コミュニケーションの未来を描いていきましょう。