【HiNotes 1.3】カスタマイズテンプレート及びClaud 3.5対応

【HiNotes 1.3】カスタマイズテンプレート及びClaud 3.5対応

会議の要約体験を一段と充実させるリリースをお届け!ユーザーの皆様、特に会議の要約において細やかなプロンプト設定が求められる専門職の皆様に、HiNotes v1.3.0のリリースをご紹介いたします。

今回のリリースでは、3つの主要なアップデートといくつかの改善が加わりました。新しいテンプレート設定で、会議の要約を自由にカスタマイズし、Claude 3.5 SonnetとChatGPT-4oのAIエンジンから選択できるようになりました。また、文字起こしの内容や話者名の編集ができる新しい要約フローを提供し、たくさんのご要望に応じて要約を再生成することを可能にしました。

 

A. 要約テンプレート為のカスタマイズ可能なプロンプト

前回のHiNotes v1.2.0では、20以上の要約テンプレートを4つのカテゴリで提供し、会議メモを最大限に活用できるようにしました。今回のv1.3.0では、さらに一歩進めて、皆様のニーズに合わせた完全なカスタマイズが可能となりました。

操作方法:

1. まずは「プロフィール」に移動し、「要約テンプレート」を選択後、既存のテンプレートを選び、「カスタマイズ」をクリックして自分のテンプレートを作成し始めます。

customize

 

2. 一つのノートを選択し、カスタムプロンプトを入力、要約を作成します。満足いくまで調整し、独自のテンプレートとして保存できます。

prompt

 

この機能により、要約をより簡潔かつ実用的にするだけでなく、目的に沿った有益な会議メモの作成が可能です。

 

B. Claude 3.5 Sonnet

Anthropic社によって開発されたClaude 3.5 Sonnetは、要約、質問応答、文脈に基づいた応答生成といった自然言語処理タスクに優れた高度なAI言語モデルです。特に会話形式に適しており、微妙なニュアンスを持つ人間らしい出力が可能です。また、有用で正確、かつバイアスや予期しない動作のリスクが低い安全な応答を生成するための対策が施されています。

v1.3.0で、HiNotesは会議の要約を生成する際に、ChatGPT-4oとClaude 3.5 Sonnetのどちらかを選べるようになりました。

ClaudeはChatGPTよりも大幅に大きなコンテキストウィンドウを備えており(200,000文字対128,000文字)、これにより過去の会話やテキストをより多く記憶・分析できます。これにより、特に長い対話において、より深く関連性の高い応答が可能になります。Claudeはまた、応答の創造性よりも正確さを優先するようにトレーニングされています。

一方、GPT-4oは、より幅広い機能と豊富な知識ベースを備え、トレーニングデータだけでなく、ウェブアクセスを通じて最新の情報を取得できます。また、Claudeよりも画像、テキスト、音声にわたる創造的なコンテンツ生成が得意です。

Claude 3.5 Sonnetを使用することで、詳細に焦点を当てた長時間の会議が正確かつ一貫して要約され、重要なポイントが省かれるリスクを最小限に抑えることができます。

ChatGPT-4oは、複雑な議論を深く表現した詳細で表現力豊かな要約が必要な場合や、標準的な要約でより速い応答を希望する場合に選ぶとよいでしょう。

 

C. 文字起こしと要約フローの再設計

皆様からのご意見をもとに、実用的で役立つ要約は、まず正確な文字起こしと話者の識別が不可欠だと再認識しました。このため、HiNotesでは、要約を生成する前に文字起こしを確認・調整できる新しい要約フローを導入しました。これにより、会議の内容をより効果的に把握し、要約に反映できるようになります。

 

新フローの操作方法:

1. 接続と文字起こし:HiDockをHiNotesに接続し、録音を選択して手動で文字起こしを取得するか、もしくは自動文字起こしを有効にしてスムーズに進めます。

2. 確認と修正:文字起こし生成後、名前や専門用語などの誤りを確認してから修正、更に必要に応じて話者名の編集を行います。

3. AIとテンプレートの選択:ニーズに合わせてAIエンジンと会議の要約テンプレートを選びます。要約も自由にカスタマイズし、ユニークな内容を生成することが可能です。

4. 要約の生成と調整:AIを使って要約を生成し、内容を確認して理想的な仕上がりかどうかを確認します。

summary flow

 

再要約

要約が完全に満足いくものでない場合は、「再要約」機能を活用できます。この機能はすべてのユーザーにご利用いただけ、納得のいく要約を作成するための柔軟性を提供します。

re-summarize

 

D. 専門用語

専門用語機能は、特定の用語や略語、フレーズを事前に登録することで、文字起こしの精度を向上させるものです。業界特有の専門用語や、社内用語、会議で頻出する用語を登録することで、文字起こしがさらに正確かつ実用的なものになります。

「プロフィール」専門用語に進み、「単語を登録するをクリックして、語彙リストの作成を開始してください。

vocabulary

 

また、v1.3.0では、メモ内での語彙の追加・修正が可能になりました。タイトルや文字起こし、要約の中でも自由に編集できるため、必要に応じて適切な単語に修正でき、正確で有用な文字起こしが簡単に作成できます。

edit

 

最後に

HiDockは、着実に皆様のニーズに合わせたツールの作成を目指しております。その目標を達成するために、皆様のご意見は必要不可欠であり、プライスレスでもあります。我々はたくさんのフィードバックをモチベーションとし、より円滑で、カスタマイズ性や効率の高い体験を提供し続けていきます。

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free quota

 

今回のアップデートに導いたのは皆様のご要望であり、ご意見を共有いただき、共に成長できることに心から感謝いたします。全ての機能は皆様の仕事効率の向上および肝心な物事に集中させるために作られております。

これからもHiDockをお楽しみください。

 

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